【全国女性会会長賞】「リサイクルを進めよう」
高擶小6年 伊藤 咲希
私が住んでいる天童市では、今年の四月から、ごみの分別方法が変わった。カップラーメンの袋やたまごパックなどのプラスチック製容器は、専用のごみ袋に捨てることになった。リサイクルと関係があると思っていた私は、「どうしてリサイクルが必要なのか。」に興味をもち、調べてみることにした。
一つは、ごみを処分する場所が足りなくなってきている問題。ごみ袋の有料化は、私たちが出すごみの量を減らすことにもつながっているのだろう。二つ目は、資源には限りがあるということ。石油から作られるプラスチックも、なくなってしまう時がくるかもしれない。石油がなくなれば、車の運転も、寒い時の暖ぼうもできなくなるなど、私たちの生活は大変なものになってしまうだろう。三つ目は、ごみを燃やすことによって出るガスが地球の環境を悪化させてしまうこと。今年の夏は、例年以上に暑かったが、温暖化の影響はあるのだろうか。私の家でもエアコンを長時間使わないといけなかったが、電力の使い過ぎは結局大切な資源を減らしてしまうのだ。
私の父は、ごみ処理関連の仕事をしている。 分別のしかたが変わったばかりのころは、帰りもおそく大変そうだった。最近は、燃えるごみの袋にプラスチックが混じっている物があるなど、分別のルールを守らない人がいて困っているらしい。ごみ処理の仕事をしている人たちが迷わくするばかりでなく、自分の生活に返ってくるのだということを私は言いたい。めんどくさがらず、分別のルールをみんなで守ってリサイクルを進め、将来のくらしを明るいものにしていきたい。
私たち六年生は今運動会に向け三年生との兄弟種目「リサイクル・アドベンチャー」の練習に取り組んでいる。いろいろな種類のごみを正しく分別する速さを競うものだ。下級生と一緒に分別するのを大いに楽しんでいる。