小学生「環境・ゴミ問題」作文絵画コンクールの入賞作品

環境・ゴミ問題作文絵画コンクール応募要項はこちらをご覧ください。

 ★平成13年度 優秀作品公開

絵画の部

 最優秀作品 
【中央審査佳作】
H13_kudo.jpg (18885 バイト)
天童市長賞 干布小6年 工藤詩織
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優秀作品 
【中央審査佳作】
H13_okino.jpg (24027 バイト)
天童商工会議所交通・運輸部会長賞 北部小3年 沖野省吾
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作文の部

【中央審査佳作】

「みんなで改善、ゴミ問題」 成生小6年 武田祥恵


 
八月に、学校の資源回収がありました。わたしの地区の大町は、新聞紙、雑誌、ビールびんが多く集まり、軽トラックで十台分以上ありました。重そうな新聞紙を何回も運びましたが、こんなにあるとは思いませんでした。
 その他に、わたしの家では、ビニール袋やかんやペットボトルなどのいらない物(ゴミ)がたくさんでます。そのたくさんのゴミをどうしたら減らすことができるでしょう。
 一つ目は、生ゴミは、コンポスターに入れて、土にして、花だんの肥料にしています。二つ目は、衣服などは、姉のお下がりをもらったり、いとこ達にゆずったりしています。三つ目は、買い物のときは、必ず袋をもって買っています。そうすると、スタンプをもらい、たくさんためると、お金と同じように使えます。四つ目は、牛乳パックやトレイなどは洗ってスーパーなどの入り口にあるリサイクルボックスに出しています。
 また、学校では、児童会が中心となって牛乳パックやアルミかんを集めています。今まで、集めたのをお金にかえて、花やメロディが流れる時計を買って学校を飾ったり、サッカーボールやドッジボールやけん玉やお手玉などを買って、休み時間に友達と楽しく遊んだりしました。
 昨年から、近くにある清幸園という特別老人ホームに車いすを贈るためにクラスごとに空ペットボトルを置き、プルタブを集めはじめています。今年で目標が達成できそうです。
 わたしのおばあちゃんは
「物にも命があると思ったら、もったいなくて捨てることなんてできない。」
と言っていました。命ある物を、最後まで大切に使っていくことが、ゴミを減らすことだとわかりました。わたしも明日から実行です。

 

【中央審査優秀賞】

「生ごみは土の栄養分」(津山小4年)遠田将司 


 「うわっ生ごみが土になった!!」
八月のある日、ぼくはとてもびっくりしました。七月のすえに土の中にうめていた魚のほねが、土になっていたからです。
 一学期中、ぼくは総合の勉強で、ごみをへらすには自分は何をするかを考えた時、生ゴミが土になるまで何時間(何日)かかるのかを実験してみようと思って取り組みました。
 六月三十日に、魚、みかんの皮、ごはん、バナナの皮をうめて、1週間で土になると思っていました。ところが一週間では土になりませんでした。
 今度は、夏の自由研究でしてみました。その時は、なす、きゅうり、たまごのから、魚のほね、パンを土にうめました。パン、きゅうりは十日間で土にもどるようでした。また、なす、魚のほねは、十四日かかりました。しかし、たまごのからは、二週間たっても土にはなりませんでした。どうしてたまごのからは、二週間たっても土にならなかったのだろうかと不思議に思いましたが、かたかったからだと思います。
 そして、やわらかめのものが土になりやすくて、かためのものは土になりにくいということがわかりました。
 今までごみとしてすてていた生ごみが、土にうめればリサイクルになって、土にもどるのだと思うと、なんか得したような気分になりました。また生ごみは土にうめると、ただ土にもどるだけではなく、栄養分となり、ひりょうになるということがわかってますます、うれしくなりました。
 これからは、生ごみを土にうめることで、ごみがへるし、土のひ料にもなるので続けていきたいと思うし、クラスの人達にも広めていきたいと思います。そして生ごみが少しでもへっていくといいなと思いました。

 

平成12年度入賞作品公開
平成11年度入賞作品公開