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このコーナーでは、会員の皆さんや国際交流体験者のレポートを掲載しています。
 

東南アジアとの繋がり 平成18年3月

■会員 落合 瞳  さん

 

 昨年の11月〜12月、内閣府の青年国際交流事業の一つである「第32回東南アジア青年の船」に参加し、マレージア、タイ、ヴェトナム、ブルネイ、フィリピンを周ってきました。

 ASEAN加盟10カ国(上記のほか、インドネシア、シンガポール、ラオス、ミャンマー、カンボジア)から各28人、日本からは38人が参加し、「にっぽん丸」という大きな船を我が家にして、様々な活動を行いました。

 今年は、特にディスカッションに重点が置かれ、「青年の社会参加と役割」という大きなテーマの下、更に8つのテーマに分かれて数日間じっくり話し合いました。私は「ボランティア活動」のグループに入りましたが、各国ボランティア概念等が違い(家の手伝いも、ボランティア、必ず報酬がもらえる、など)このプログラムに参加しなければ、知り得なかった同世代の意見が聞 くことができ、とても貴重な経験となりました。また、タイではディスカッションテーマに基づいた施設訪問があり、私達は、バンコクの盲学校に行きました。展示の本や音声付のパソコンなど、初めて見るものに目を奪われてしまいましたが、一番印象に残っているのは、子供達自身です。杖はほとんど使わず、大きい学年の子供達が小さい子供達の手を引いて面倒を見、生き生きとしているのです。私達を歌や演奏でもてなしてくれ、笑顔で迎えてくれたのです。「生きている」ということを強く感じた瞬間でした。

 このほか船内では、自国の文化を歌や踊りで発表する「文化紹介」、その文化を共に体験する「クラブ活動」などの活動があり、船外では施設訪問とホームステイがメインになります。ヴェトナム歴史博物館、ブルネイの職業訓練校、フィリピンの児童養護施設と、観光では訪れることのできないような所を見学 することができ、すべてが新鮮で、色々と考えさせられる良いきっかけとなりました。ホームステイは2泊3日という短い期間ではありますが、どの家庭でも特別扱いはせず、家族の一員として温かく接してくれました。

 この51日間で私は実にたくさんの人に出会い、多くを学びました。たとえ話す機会がなかったとしても、確実に一つの大きな家族として繋がっています。この繋がりは既参加青年やこれからの参加青年とも広がっています。この繋がりを大切に相互理解と友好を更に深め、今後の国際協力、強調にぜひとも関わっていきたいと思います。

 今年は山形にもこの青年団が来県します。様々な形で彼らと交流しませんか?そして東南アジアと日本を結ぶ橋を、一緒に強く太いものにしていきましょう!!



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