|
国際市民博裏事情
H18.1
初めての国際市民博。名前のスケールは、愛知万博「愛・地球博」並のスケールを感じさせるが、予算は愛地球博に比するまでもない。スタッフはボランティアスタッフと、装飾も、これまでこつこ
つとためた(ほとんどがもらいもの)パネルと、企業や団体の協力を得て借用したもの。ミニ地球博に至っては、外国出身者が持ち込んでくれたものばかり。
茶菓子さえ、会員が持ち寄ってくれた。それでもすばらしい展示になったと思う。多くの来場者にも来ていただいた。外国の出身者同士も1週間も一緒にいると家族のような親密さになった。「今まで街では外国出身者だと声をかけてくれないのに、ここでは、私の国に興味を持って質問したり話したりすることが楽しい」と言ってくれたことが、大きな喜びであった。もちろんお昼は1人70円くらいの特価のカレーなどでスタッフは1週間を過ごした。スタッフ1週間1万円生活(全員で)。それでも皆がいろいろな料理を持ち寄ってたべるお昼のおいしかったこと。外国の出身なのになぜか「赤飯に漬物」まで手作りでもってきてくれた。生粋の日本人である私とて赤飯など自信がないのに、日本の地域社会に溶け込んでいる彼女達をみていると日本人としてのわが身の恥ずかしさを感じずにはいられない。期間中は、姉妹都市メニューと称して観光協会に姉妹都市メニューを出していただいた。これが結構いい。聞けばこのために食器まで買ったとか。あまり注文もなく食器代のモトも取れなかったことが申し訳ない。
ぜひ次回リベンジしてほしい。
怒涛の4月 2つの訪問団が…
18.4
4月は怒涛の4月であった。商工会議所職員としての私も、4月は年度末から年度はじめのあわただしさでやたらと忙しい。それが2つの訪問団が1週おきに来童するという。素晴らしいことであるが…。「頭の回転が回るかしら」という一抹の不安。来童前は市の担当者とともに準備にいそしむ毎日。来童してからは、同行し、夜は歓迎会や食事会。終わってから明日の準備に自分の通常業務。一抹の不安は現実のものに。頭がマールボロウかマロスティカかなんか訳わからない状態に。文書も同時発送、なにがなにやら。今になって思う。このマールボロウとマロスティカ。この名前のまぎらわしさよ。私のパソコンでは漢字辞書「ま」でマールボロウ、またはマロスティカ、と変換になるようにしている。あまりの忙しさになにやら変換したつもりが、マールボロウがマロスティカになっていたり、マールボロウがマロスティカになっていたり。
中にはマールボロウ市歓迎会の出席者がマロスティカ訪問団になっていたことも!ご迷惑をおかけしたことも多々です。なにはともあれ、準備からお見送りまで、委員会をはじめとした会員の力に負うところが多かったと思う。あらためて感謝申し上げます。
イタリア流のあいさつ
H18.4
英語が話せるわけではないのだが、英語を公用語とするマールボロウ訪問団に関しては、なんとなく雰囲気で何を
話しているのか伝わる。イタリア語で話すマロスティカ訪問団はいったい何を話しているのか検討もつかない。楽しい話?相談?それとも何か不満でも?
とこっちが妙に不安になる。ここで活躍していただいたのは、イタリア語サークル講師をはじめとしたメンバーの皆さん。天童市からいく訪問団に比べたらたった12人の訪問団、しかし彼らは個人行動が好きな人種である。たぶん日本の訪問団の100人をまとめるのと同じかと思う。
訪問団の若い男の子(今回の訪問団での役割は人間チェスのコスチューム係とみた)は、さすがにイタリア人。帰りのあいさつは頬と頬をくっつける例のあいさつをする。なれない日本人としては実にどきまぎしてしまうので、夜の解散では、彼と目を合わさずそそくさと帰ろうと思ったほど。
しかしいつも見つかってなれない挨拶をするはめに。そこへいくとイタリア語の堪能なNさんは、とても慣れたもの。さすが言葉が堪能だと血中イタリア人度が高いのね、と妙に関心した次第。たぶんほとんどの日本人はこっぱずかしいのではないかと私は思っているのだが。よく考えてみましょう。親でもそんなこと考えられる?まあ一歩譲って子供や夫婦だったら〜でも人前ではやらんでしょう。職場の上司とか?もう想像の域を越えてしまう。日本人同士でこの挨拶ができりようになったら日本はかなり違う国になってる気がする。
イタリアからの誘い
18.4
マロスティカ訪問団が帰るときのことである。マロスティカの市長さんは通訳のNさんと私を呼んで「私の上司にあいさつがしたい」という。一職員にまでなんと気遣いをしてくださることよと感心していたら、市長さんは私の上司にこう言った。「今度この人をマロスティカに訪問するように手配してください」上司は
よどみなく「はい」と答えた。とてもうれしい気遣いである。しかし彼らは知らない。この日本人の「はい」はただの社交辞令であり、なんの
拘束力もない言葉であることを。大丈夫、期待はしてしていませんから。
イタリア語サークルの御利益
H18.6
イタリア語サークルは、新しい道にはばたく人や、おめでたいことが続く。なんとメンバー同士が結婚。講師の1人はイタリア留学。高校生の会員は短期留学。メンバーがおめでた、メンバーに孫誕生。(無理にこじつけている気がしないでもないが)。イタリア語サークルには何かイタリアの神様かなにかついているのか。便乗しておふだでも作ってみようか…。これにつづけと、もう1ペアできないものかとあおってみたがそううまくいかないものです。みなさんイタリア語サークルに入るとご利益がありますよ。(霊感商法じゃありませんので)
国際市民会議2006の初開催に寄せて
H18.11
国際市民会議2006、国際市民博に続く国際市民シリーズ第二弾。(さて第三弾は何でしょう?)外国出身者に街づくりへ提言をしてもらいたいという気持ちで
、天童西ロータリークラブと話そう日本語天道教室で開催した。同じ市民として積極的に市政に参加したいものだと思う。我々日本人にも行政に何かしてもらうという気持ちがあるが、決してしてもらうだけでなく行政も含めて皆で何ができるのかを考えていきたい。
話すことで楽になることは多々あるけれど、外国出身者は話すことの壁で苦しんでいた人が多かった。日本語教室の大きさに改めて敬服。
開催前にアンケートを取らせていただいた。外国出身者の協力により、四ヶ国語での翻訳文書を発送した。来たばかりで話せない人のために自国の言葉で書いてもいいよという言葉を添えたものの、もし1人の出身者しかいない
国の人が自国の言葉で書いてきたらどうやって翻訳するのかという心配も。考えてみれば日本に少数しか住んでない国の出身者で自国語で話す機会がない人もたくさんる。そんな中
で日本の地域社会で活躍している人たちに拍手をおくりたいと思う。
はじめての国際交流クリスマス会に思いを馳せる。H18.12
第1回目の参加者は80名、今年は220名。会場に入るかどうかといううれしい心配もしながらの開催となった。第1回目などはアトラクションも誰もステージに上がりたいといってくれる人がいなかったのに、今では参加者だけで、ステージが成り立つ。そのステージもとても質の高いもので、この芸はみなどこへ出しても恥ずかしくないほどレベルの高い仕上がりである。
(なにか出演交渉があれば、事務局へどうぞ。)料理にしても皆が自国の料理をつくるというパターンが定着して、ここでの餃子やキムチを楽しみにしている日本人スタッフも少なくない。クリスマス会を通して出し物や料理の練習をしたり、楽しく時間をつくっていることをとてもうれしく思う。早いもので早8回。1年に1回会う人、元気な顔にまた会えてうれしい。反面、案内のお便りを出しても戻ってきてしまう方もいる。住所が変更になったのか、国に帰ったようだという話も聞くことがある。1人だけで帰ったようだよと聞くと複雑な気持ちになってしまう。いろんな事情があったと思うけれども、ここに住んでいこうと覚悟した地域の仲間であったのに
何かできなかったのだろうかと残念である。 |